この本にとっても共感しています。
レッスンでもそうなのですが、
子どもたちにメッセージとして常に伝えたいのは、
出来たこともまだ出来ないことも、
そのままでまず素晴らしいよ、ということです。
この上で、こんな風に弾く方法があるよ、ということを伝えていきます。
言葉というのはセンスだと感じます。
子どもたちには、日々言葉のセンスを磨くチャンスを貰っていると思っています。
先週のレッスンで生徒さんが、
なんだか様子が違うんです。
私としては結構出来てるじゃない!
と思ってその子の演奏を聴いているのですが、本人がなんとも自分自身に納得出来ないというような様子で。
とても何かに追われていて苦しいように聴こえてきます。
練習しなくては!という気持ち、間違ってはいけない!との気持ち、そういったものに追われている感じです。
演奏する音も鍵盤に押し込んでしまい、本人もいつもより弾きにくそう。
まずはこの気持ちを緩めてほどいてあげなくては、、、そのためにはどんな言葉がいいのかな、
演奏中ずっと、そんなことを考えていました。
そしてやはり自然と私から出てきた一言目は、、
今のままで良いよ!! です。
加えて、
これより、練習量を増やすこともしなくていい、
音を間違っても止まっても、
そんなこともどうでもいいよ😊
私も発表会で演奏するけど、
きっと、どこかは間違えます。
私たちは機械じゃないから、
それでいいよ😊
気持ちが少し緩んだ感じがあったので、その後に音を押し込んでる感じから再び綺麗な音で弾く意識で、鍵盤のタッチの仕方を確認し、
綺麗!!
とても綺麗な音だったよ?
自分でも違いがわかる?
うん、、(生徒さん)
綺麗に弾けたとき、
自分に💮出してね!?(私)
間違えたとか間違えなかったとかそんなことよりも、綺麗に弾こうと思ったほうがずーっと今のように弾きやすくなるよ、
そして、うまくいったときは心から喜んでみて、💮も自分にあげてね!!
40分のレッスン最後には、
自信を取り戻して弾く生徒さんの姿がありました。
来週はどんな様子かな😊
でもどんな様子であっても、
まずはそのままで良い!!
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